1. dカードってどんなカード?

「スマホ料金も、ネットショッピングも、どうせ払うならポイントを貯めたい」。
そんな人に相性バツグンなのが、NTTドコモが提供しているクレジットカード「dカード」です。

dカードは、

  • クレジットカード(VISA / Mastercard)
  • dポイントカード
  • 電子マネー「iD」

この3つの機能が1枚にまとまったカードで、コンビニやネット通販、家電量販店など、日常のほとんどの支払いに使えます。

ドコモユーザーはもちろん、他社スマホユーザーでも申込みOKなのがポイントです。


2. dカードの基本スペック(年会費・還元率・ブランド)

まずは、dカード(一般カード)の基本スペックをざっくり確認しておきましょう。

  • 年会費:永年無料
  • ポイント還元率:通常1%(100円(税込)につき1ポイント)
  • 国際ブランド:VISA / Mastercard
  • 電子マネー:iD一体型
  • ケータイ補償:最大1万円(一定条件あり)

特にうれしいのは「年会費永年無料なのに、通常還元率1%」という点。
一般的なクレジットカードは0.5%還元が多いと言われるなか、1%還元は“高還元クラス”に入ります。


3. dポイントが貯まりやすい仕組み

dカードの魅力は、「dポイントがとにかく貯めやすいこと」です。

主な貯め方はこんな感じです。

  • クレジット決済で貯まる
    • 通常:100円(税込)につき1ポイント
  • iD支払いでも貯まる
    • dカード一体型の電子マネー「iD」で支払っても、同じく100円(税込)につき1ポイント
  • dポイント加盟店・特約店でさらにおトク
    • dポイント加盟店→カード提示でdポイント
    • dカード特約店→カード決済でポイント上乗せや割引あり(店舗により内容は異なる)

コンビニやドラッグストア、家電量販店、ネットショップなど、日常的に使うお店がdポイントの対象になっているので、固定費+日々の支出をまとめるだけで、意外なスピードでポイントが貯まります。


4. ドコモユーザーなら要チェック!dカード GOLDとの違い

ドコモのクレジットカードには、年会費無料の「dカード」に加えて、上位カードの「dカード GOLD」「dカード GOLD U」「dカード PLATINUM」なども用意されています。

中でもブログ読者の方が気になりやすいのが dカード GOLD です。

dカード vs dカード GOLD(ざっくり比較)

  • dカード(一般)
    • 年会費:永年無料
    • 通常還元率:1%
    • ケータイ補償:最大1万円(条件あり)
  • dカード GOLD
    • 年会費:11,000円(税込)
    • 通常還元率:1%
    • ドコモケータイ料金・ドコモ光料金の10%ポイント還元(1,000円(税抜)ごとに100ポイント)
    • ケータイ補償:3年間で最大10万円など、手厚い特典が追加

ドコモスマホ+ドコモ光を使っていて、毎月の合計料金がそれなりに大きい人ほど、dカード GOLDの10%還元が効いてきます。
一方で、とりあえず年会費無料でdポイントを貯めたい人は、まず「dカード(一般)」からスタートするのが無難な選択です。

※年会費・特典内容・対象料金プランなどは変更される可能性があります。最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。


5. こんな人にdカードがおすすめ

dカード(一般)は、こんなタイプの方に向いています。

  • 年会費無料で、できるだけコスパの良いクレジットカードが欲しい人
  • 日常の支払いを1枚のカードにまとめて、ポイントを効率よく貯めたい人
  • コンビニ・ドラッグストア・ネット通販などをよく利用する人
  • すでにdポイントを貯めている、またはこれからdポイントを貯めたい人
  • 将来、dカード GOLDへのステップアップも視野に入れているドコモユーザー

特に、「とりあえずクレカ1枚目」や「サブカード」としても使いやすいので、クレジットカードに慣れていない方にも候補に入れやすい1枚です。


6. 申込みから利用開始までの流れ

おおまかな流れは次の通りです。

  1. Webから申し込み
    • 公式サイトの申込みフォームから必要情報を入力
    • 満18歳以上(高校生除く)で、本人名義の口座が必要
  2. 審査・カード発行
    • 審査完了後、カードが郵送されます
    • 券面が届いたら、裏面にサインをしておく
  3. dカードアプリや「iD」の設定
    • スマホにdカードアプリを入れておくと、明細チェックやおサイフケータイ設定が便利
  4. 支払いをdカードにまとめる
    • コンビニ・ネット通販・公共料金などをdカード支払いに変更
    • 自然とdポイントが貯まる仕組みを作っておくのがコツ

7. 注意点・デメリットも確認しておこう

どんなクレジットカードにもメリットだけでなく、注意点があります。dカードの場合は次のような点に気をつけましょう。

  • リボ払い・分割払いの使いすぎに注意
    • dカードに限りませんが、リボ払い・分割払いは手数料がかかるので、基本は1回払いがおすすめです。
  • キャンペーンや特典内容は変わる
    • 「入会&利用特典」などは時期によって内容が変わります。必ず公式サイトの最新情報を確認してから申し込みましょう。
  • セキュリティ対策は必須
    • dカードをかたるフィッシングメール・偽サイトの報告も出ているため、メールのリンクからログインせず、必ず公式アプリやブックマークした公式サイトからアクセスするようにしましょう。

8. まとめ:まずは年会費無料のdカードから始めてみよう

dカードは、

  • 年会費永年無料
  • 通常還元率1%でポイントが貯まりやすい
  • dポイントカード+電子マネー「iD」一体型で日常使いしやすい

という、かなりバランスの良い1枚です。

ドコモユーザーなら、将来的にdカード GOLDへのステップアップも視野に入れつつ、まずは**「dカードで支払いをまとめて、生活の支出をそのままポイント化していく」**というスタイルから始めてみるのがおすすめです。