1. d払いってどんなサービス?
d払いは、NTTドコモが提供しているスマホ決済サービスです。
スマホの画面に表示したバーコード/QRコードをお店で読み取ってもらったり、ネットショッピングの支払いに使ったりできる、キャッシュレス決済のひとつです。
- 街のお店のレジで「コード決済」として利用
- ネットショップの支払いにも対応
- ドコモ回線を持っていれば「電話料金合算払い」も可能
アプリの月額使用料は無料で、申込みも不要。アプリをインストールして、支払い方法を設定すればすぐに使い始められます。
2. d払いでできること(街・ネット・ケータイ料金合算払い)
d払いは、スマホ1台あれば「リアル」「ネット」両方の支払いに使えるのが特徴です。
街のお店で
- コンビニ
- ドラッグストア
- 家電量販店
- 飲食店・カフェ など
対応店舗のレジで、d払いアプリのバーコード/QRコードを提示して支払います。
ネットショッピングで
- ネットショップの支払い方法として「d払い」を選択
- Amazonなど一部のECサイトでも利用可能(対象外商品・サービスあり)
ドコモ回線ユーザーなら「電話料金合算払い」も
ドコモのケータイ回線を契約していれば、d払いの利用分を月々のケータイ料金と一緒に請求することもできます。支払い方法として、
- 電話料金合算払い
- d払い残高
- クレジットカード
から選べるのが特徴です。
3. d払いのポイント還元率と、おトクな貯め方
基本の還元率は0.5%
d払いを使うと、支払い金額に応じてdポイントが進呈されます。
基本の還元率は 0.5%(200円(税込)につき1ポイント) が目安です。
dカード設定で合計1.0%還元に
d払いの支払い方法を、ドコモのクレジットカードであるdカードに設定すると、d払いの0.5%に加え、dカード支払い特典が上乗せされ、合計1.0%還元(200円につき2ポイント相当) になります。
d払い還元(0.5%)
+ dカード支払い特典(0.5%)
= 合計1.0%還元
ランクやキャンペーンで還元率アップも
dポイントクラブの会員ランクや、d曜日などのキャンペーンを組み合わせると、条件次第で還元率がさらにアップする場合もあります(期間・用途限定ポイントなど)。
ただし、キャンペーン内容や還元率は時期によって変わるので、最新情報は必ず公式サイトやdポイントクラブのキャンペーンページで確認してください。
4. d払いの支払い方法の種類
d払いアプリでは、次のような支払い方法を選択できます。
- 電話料金合算払い
- ドコモ回線を契約している人向け
- d払い利用分を毎月のケータイ料金とまとめて支払い
- d払い残高からの支払い
- 事前にチャージした残高から支払う方法
- クレジットカード払い
- dカード(dカード GOLDなど含む)
- その他のブランド(Visa / Mastercard / JCB / American Expressなど、一部条件あり)
特に**「dカード払い」**は、dカードと連携させることで、d払い×dカードのポイント二重取りや、dカード支払い特典の対象となるのが大きなメリットです。
5. d払いのメリット・便利なポイント
① スマホ1つで支払い完結、財布いらず
- お店でスマホのバーコード/QRコードを見せるだけ
- 現金をおろす手間が減り、会計もスムーズ
② dポイントが自動的に貯まる
- d払いの利用ごとにdポイントが貯まる
- dカード設定で還元率アップ
- dポイントクラブの特典やキャンペーンとも連動しやすい
③ 家計管理しやすい(利用履歴がアプリで見える)
- アプリ内で利用履歴が一覧表示される
- いつ・どこで・いくら使ったか分かるので、現金払いよりも管理しやすい
④ ドコモユーザーは支払い方法の選択肢が広い
- 電話料金合算払い
- d払い残高
- クレジットカード払い
自分のスタイルに合わせて支払い方法を選べるので、「クレジットカードはちょっと抵抗がある」という人でも始めやすいのがポイントです。
6. 利用前に知っておきたい注意点・デメリット
① 使いすぎに注意
スマホだけでサクッと支払えてしまう反面、使いすぎのリスクもあります。
- 少額の支払いが積み重なりやすい
- 電話料金合算払いにしていると、月末の請求額を見て驚くことも…
アプリ内の利用履歴や上限設定を活用して、「毎月いくらまで使うか」をあらかじめ決めておくと安心です。
② ポイント対象外となる場合がある
d払いのポイント還元には条件があります。例えば、
- 一部商品・サービスはポイント対象外
- dカード以外のクレジットカードを設定した場合、一部がdポイント進呈対象外になるケースあり
など、細かい条件が設定されているので、「必ずポイントがもらえる」と決めつけず、公式の案内ページで対象かどうか確認しておくのが安全です。
③ すべてのお店で使えるわけではない
d払い対応店舗は年々増えていますが、
- 一部の個人店
- 特定のチェーン
などではまだ使えないこともあります。メインの決済手段にしつつも、クレジットカードや現金を1枚/少額持っておくと安心です。
7. d払いの始め方ステップ(初期設定~支払いまで)
「これからd払いを始めてみたい」という方向けに、流れをシンプルにまとめます。
- dアカウントを用意する
- まだ持っていない場合は、dアカウントを無料で作成
- ドコモ以外のスマホユーザーでも作成可能です
- d払いアプリをダウンロード
- iOSならApp Store、AndroidならGoogle Playから入手
- アプリを起動してdアカウントでログイン
- 支払い方法を設定
- 電話料金合算払い
- d払い残高
- クレジットカード(できればdカード設定がおすすめ)
- 加盟店で「d払いで」と伝える
- 街のお店:d払いアプリのバーコード/QRコードを表示して読み取ってもらう
- ネットショップ:支払い方法で「d払い」を選択し、案内に沿って決済
8. こんな人にd払いはおすすめ
d払いは、次のような人に向いているスマホ決済です。
- スマホだけでサクッと支払いを済ませたい
- dポイント・ポイ活に興味がある
- すでにdカードやdポイントカードを持っている
- ドコモのスマホ・ドコモ光などを使っていて、支払い・ポイントをまとめたい
- 現金メインから、少しずつキャッシュレス決済に移行したい
特に、**「dポイント中心でポイ活したい人」や「dカードをすでに持っている人」**とは相性バツグンです。
9. まとめ:d払い×dポイントで、いつもの支払いを“ポイ活”に
最後に、d払いのポイントをおさらいすると――
- スマホ1つで街でもネットでも支払いできるスマホ決済サービス
- アプリ・月額使用料は無料、申込み不要で始めやすい
- 基本還元率は0.5%、dカード設定で合計1.0%還元も狙える
- dポイントクラブのランクやキャンペーンと組み合わせれば、さらにおトクになるケースも
- 使いすぎやポイント対象外条件には注意が必要
「どうせ払うお金」をd払い経由にまとめれば、
日常の支払いがそのままdポイント=ポイ活につながります。
まずはd払いアプリをインストールして、コンビニやドラッグストアなど、よく使うお店から少しずつ試してみてください。
